都響 第812回定期演奏会を聴きました。
都響第812回定期演奏会を聴きました。
モーツアルトの25番は、映画アマデウスの冒頭に使われていた曲ですね。印象的な使われ方でした。モーツアルトの最初の短調の交響曲ですよね。違いましたか?
これは17歳の作品だそうですが、なんとも恐ろしい天才ですね。
アラン・ギルバートはとてもドラマチックに感情を乗せた演奏でした。
この曲、ホルンは4本だったのか。なんとなく2本だと思っていました。
オーボエとファゴットの2管と弦5部。弦は5-4-3-2-1でしたが、コントラバスは3台なので1.5です。
マーラーの5番。冒頭のトランペットソロ。ビビるところですね。5番ということでベートーヴェンの5番と対比されることが多いですね。最初の4音のイメージです。
ベートーヴェンはハ短調ですがこちらは嬰ハ短調。何となくめんどくさい調性。
さておき。冒頭のトランペットは見事に緊張を持って曲を開始しました。やや太めの音色が良かったです。
弦のメロディーは細かくテンポを揺らし、感情の出し入れ乗り具合にワクワクする思いでした。マーラー40歳過ぎのころの作品のはずですが、17歳のモーツアルトのほうが大人の雰囲気で、マーラーは青年の雰囲気なのじゃないでしょうか。
編成は、3から4管。ホルンは6(7)。弦は8-7-6-5-4。
今回のボーイングはアラン・ギルバートとニューヨーク・フィル版だそうです。どこが違うのかはわかりません。
サントリーホール
2016年7月25日(月) 19:00
指揮/アラン・ギルバート
モーツァルト:交響曲第25番 ト短調 K.183(173dB)
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
モーツアルトの配置
マーラーの配置
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