ローカルビジネス最前線 新しいビジネスのつくりかた
第6回 WISDOMサロン
「ローカルビジネス最前線 ~新しいビジネスのつくりかた」
日時:2016年 3月25日(金)19:00~21:00(受付開始18:30~)
会場:青山ブックセンター本店内 大教室
https://www.blwisdom.com/linkbusiness/linkplace/eventseminar/item/10413-20160325wissa.html
「いすみ鉄道」と「東北食べる通信」
都会から見た田舎の需要 いすみ鉄道
国鉄解体JR移行で不採算のローカル線が切り離された。
乗客も手を振る。おもてなしの気持ち。
乗員も車内から手を振る。ホームにいるお客様も手を振る。
汽笛にこころが震える。
汽笛=警笛、合図そして サービス
連帯、良い関係。新しいファンの呼び込み。続々。
お客同士の付き合い。都内で飲み会。
マニアだけでない。女性にふさわしい。
子どもたちも喜ぶ。窓が開く。ドアを手で開ける。
「地域の足」という認識で良いか?
地域の広告塔として。走っているだけで価値がある。
職員 社長も含めて 再就職の人が多い
大会社の元社員 高度な専門知識保有者
輸送の目的が99%以上? 日々の輸送、技術革新では豊にならない。
いすみ鉄道は素材ビジネス。料理し、味付けするのはお客様。
田舎って必要な所。幼いころの生活体験。我々が、まだ持っている間に次世代にも繋ぐ。
鉄道の赤字への許容 地元への経済的貢献があるではないか。
いすみ鉄道 社長ブログ http://isumi.rail.shop-pro.jp/
東北の食で 生産者と 受け手 を繋ぐ
「東北食べる通信」 http://taberu.me/
発行1500部。1部2580円。
高い? その判断は、受け手側の考え方次第。
ネットで農家と直接繋がる。
農家。直接感想が聞ける。こだわって作っている甲斐がある。ドラマになる。
読者。地元にやって来る。双方向の繋がり。
生きている実感が無い。 ⇒ 自分が生き物であることを忘れている。
身近に「死」が無い。人の死も。動植物の死も。
食べ物は、いきものの死と言うことが、実感ない。マトリックスの世界。
人。遥かな生命の記憶。いきもの生命を奪って生きている。
震災で、ボランティアなどでたくさんの都会の人(=消費者)がやってきた。
彼らは、様々の分野の技術者、営業職であった。その職能知識技術で農家と繋がった。
都会の人は故郷難民。
ただし、都市と地方という二項対立では捉えないこと。
どちらも良い所、悪いところがある。
リアリティのない都会生活。お金で解決。
農家と都会の人との結合で、化学変化が生まれた。
小菊南京の例。
「捨てる」から「返すへ」小菊南京の種
秋田コメ農家の例。
一生のお願い。1ヘクタールの稲刈り。
参考リンク 「だから、ぼくは農家をスターにする」
僕が東京人にならなかった理由
1974年生まれ。新聞就職浪人3年。100社全部ダメ。
困った。
みんな、帰りたくても帰れない。こころが揺れている人が多い。
地元では判らない。
では、都市の人の欲しがっているうものは何か? を、考える。
確かなものを食べる。
予防医療への繋がり。食費に対するポジティブコストとネガティブコスト
食材の選択
家族 ご飯を一緒に食べる範囲のこと
全国で 100通信をつくりたい。
物と事の交換。
流通が農家と消費者を分断している。
「人の目的は 思想では無く 行動である」
トマス・カーライル
会場写真 「いすみ鉄道 社長ブログ」から写真拝借
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