樋口隆一さん指揮 マタイ受難曲を聴きました。
樋口隆一さん指揮で、J.S.バッハのマタイ受難曲を聴きました。サントリーホールで。
古楽器で揃えた演奏でした。打ち込みようは尋常ではありませんね。
第1部の冒頭は合唱がやや聴きづらかったですが、徐々に本調子に。これは私の耳のことです。
全体を通しての盛り上がり。ドラマに引き込まれました。
第39曲アルトのアリアに絡む独奏Vn。しびれます。音楽の美しさに、客席だけでなく、舞台上の演奏者までも引き込まれていました。
第39曲アルトのアリアに絡む独奏Vn。しびれます。音楽の美しさに、客席だけでなく、舞台上の演奏者までも引き込まれていました。
もっと演奏時間が長いと予想していました。6時から9時半くらいまででしたね。20分休憩を含んでです。
データ
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV 244
出演: 樋口隆一(指揮)
明治学院バッハ・アカデミー合唱団・合奏団
明治学院高等学校ハイグリー部
福音史家・テノール: ジョン・エルウィス
イエス:河野克典
ソプラノ:光野孝子
メゾソプラノ:永島陽子
バス:土田悠平(クリスティアン・パルムの代役)
曲目・演目: J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV 244
第1部のあとの休憩20分。2階ロビーで、岡本章さんにお会いしました。樋口さんと同じ明治学院大学教授。
ファイスブックのお知らせによると、なんと。
2年前の今月今夜は、岡本さん演出の現代能を見た日でした。
以下は、2年前の記事です。
劇団・錬肉工房の公演、現代能「始皇帝」の観劇です。
出演 観世銕之丞 山本東次郎 宝生欣哉 ほか
作 那珂太郎
演出 岡本 章
舞台監督 鈴木俊司
始皇帝。自らが求めた物をすべて手に入れたはずだった。しかしそこには満足はなかった。欲望に執着し、それを行動の原動力としたはずが。たとえそれが叶えられたとしてもどこに満足があったのか。
始皇帝がこの世で行ったことは何であったのか。
虹桟虚空の舞を舞い、宇宙の塵となり消え去る始皇帝。望めば望むほど、叶えば叶うほど虚しさは深まる。強吟に虚しさの余韻が残る。
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