読響 第565回 定期演奏会 2nd movement once more

読響 第565回 定期演奏会 
2nd movement once more

プログラムのメインはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
冒頭、オーケストラにかぶせられてやや聴きづらく耳の行き場に困りました。しかしそれも束の間、ピアノが本領を発揮。明確な、輪郭のはっきりした響きで曲を構築してゆきました。第2楽章のエンドの長い長フェルマータ。深い静寂へ引き込んで行く。
第3楽章をしっかり押さえて曲全体を締めくくり、拍手に最敬礼で四方に応えた。
協奏曲の演奏としては、珍しく譜めくり付きでした。十分に拍手に応えた後、譜めくりの女性を袖から呼び出し、ピアニストはピアノに着いた。指揮者と二言三言言葉を交わしたあと、指揮者が、アンコールに第2楽章をもう一度演奏すると言った。再び大きな拍手。
二度目の第2楽章の演奏は何故か一度目とは別の曲に聴こえた気がした。再び、長い長フェルマータでコンサートは閉じられた。
もちろんここでも大きな拍手。

指揮者のカエターニは、マルケヴィッチの息子とプログラムにありました。カラヤンコンクールで優勝って、面白い。

ボロディンの交響曲第2番 好きな曲です。中学生ころよく聴きました。その演奏はコンドラシンだったかな?オーケストラがもっと泥臭くやっていた。特に金管がビヤ―としつこく鳴らしていました。


オレグ・カエターニ(指揮)
イーヴォ・ポゴレリッチ(ピアノ)
ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ編):
歌劇「ホヴァンシチナ」から“ペルシャの女奴隷たちの踊り”
ボロディン:交響曲第2番
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
1970年、来日したリヒテルは、モーツァルトの協奏曲の第3楽章をアンコール演奏しました。



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