読響 第563回 定期演奏会 を聴きました。
シルヴァン・カンブルラン(指揮) 五嶋 みどり(ヴァイオリン)で、 読響 第563回 定期演奏会を聴きました。五嶋みどりで2曲。コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35 と J.M.シュタウト ヴァイオリン協奏曲「オスカー」。という濃いプログラム。さらにデュティユーもあり。
コルンゴルトの協奏曲は、大自然をテーマにしたドキュメンタリー映像のバックの様な音楽でした。変化もあり落ち着くところもあり。色彩的とも感じました。美しい曲です。3楽章形式。
J.M.シュタウトの協奏曲は、2014年8月27日、五嶋みどりが初演した曲の日本初演。初演の五嶋みどりに献呈された曲。独奏ヴァイオリン、弦楽器と打楽器(いろいろ種類が多い。)の音楽です。とにかく独奏ヴァイオリンは超絶技巧が要求されますね。5部形式。
五嶋みどりの力のある演奏。手の込んだ曲を2曲演奏する気力体力。すごいです。
デュティユー 交響曲第2番。1959年の作品のようです。ミュンシュとボストン響で初演し、ミュンシュがその後に好んで演奏したとのこと。小管弦楽と大管弦楽という二組の管弦楽団での演奏。舞台配置は、指揮者前に半円形に小管弦楽が並びその外側に大管弦楽となる。楽団のチューニングは、大管弦楽のほうが行う。二列目のバイオリンが指示するのが変わっている。8プルトのオーケストラを普通に配置したときよりも左右の音の広がりがより感じられる。3楽章形式。
プログラム最初のシューベルト(ウェーベルン編)6つのドイツ舞曲は初めてではないけれど、いつ聞いたかなあ、と。
テレビの録りありました。
読響 第563回 シルヴァン・カンブルラン(指揮) 五嶋 みどり(ヴァイオリン)
2016年10月19日 サントリホール
シューベルト(ウェーベルン編):6つのドイツ舞曲
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲
J.M.シュタウト:ヴァイオリン協奏曲「オスカー」(日本初演)
デュティユー:交響曲第2番「ル・ドゥーブル」
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